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ソフトウェアと著作権、そして金

プレイステーションの著作権侵害裁判なる“事件”が起こっているらしい。

ごくごく簡単に言うと、「俺が書いたプログラムで儲かったんだから分け前はずめや」という主張ですね。
詳しいことはもうちょっと調べてみないと分かりませんが、「中村教授の再来」になる可能性もゼロではないわけで、なかなか面白いケースと言えるかも。

パッと見た感じ、外注さんにコーディングの仕事を投げた際のインセンティブを含めた契約が曖昧だったことに起因する事件のように見えます。
納品後の契約書にサインをして、いくらかの報酬は受け取っているようなのですが、「意志的には同意していない」という主張が通じるのかは疑問。

3-(3)の著作権に関する議論が一番興味深い。
契約書への署名の無い状態で成された仕事に関して、著作権が原始的に個人に帰属する、というは原理的に納得できる。

さらに、著作人格権に関する言及も行っていて、「俺の書いたコードを弄るなヨ」と。
・・・これはエンジニアとしては心が痛むな。
そんな事言われたらメンテできないし、バグがあったらどうするんだろう・・・、とか思ってしまう。

問題は、これらのコーディングの仕事がSCEの業績にクリティカルな影響を与えたか否か、という点になるのでしょうか?

いずれにせよ、プログラム開発を携わるものにとってはSCOのケースなんかと同じく、避けて通れない議論を含んだ事件な気がするので、続報に期待したい。

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