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アフリカの料理長

バスに乗って、アフリカの中心部に行く夢を見た。

なぜだか少しアジアな雰囲気のする東京からバスが出ている。
僕が英語で話しかけて、うろちょろしていると、上半身裸の運転手がこんなことをいう。

「大丈夫ですよ、ちゃんと高速道路も使いますし。第一、途中でバスがエンコしたって、他のバスに乗られたら損するのは俺ですものね。置いてけぼりなんかにはしませんよ。」

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日本人のバックパッカー風の女の子がフランス語を話してバスの行く先を確認する。

「かわいいねぇ」
「ああ、なんで旅なんてするんだろうね」
「ねぇ、なんで日本人は黒人の男を相手にしてくれないのかな」
「さぁね。やっぱり明らかに違う人種には慣れないんじゃないかな?特に日本人は」

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バスはアフリカに着く。
そこで僕が泊り込んだのは「料理長」の家。
「料理長」の悪い癖はまるで人を猿のように殺すことだ。

ある日、思い立って僕は隣の町にでかけて、そこからまたバスに乗って日本に帰る。

そんな夢だった。

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