COLNAGO Master X-Light をアップデート
1年2ヶ月乗ったロードレーサーをアップデート。
まず、新ホイールとしてカンパニョーロのNeutron(ニュートロン)をチョイス。
1. 古典的なフレームにマッチしそうなやつ
2. メンテナンスがシビアになりすぎない程度に軽いやつ
・・・という条件で半年くらい前からアップグレードを検討していて、随分はじめのうちから「ニュートロンだろな」と心の中で決めていた。で、ここ最近になって、手組みホイールに心が傾きかけたりして、そこからのゆり戻し効果で一気に購入に至った。
完成車についてきたKhamsinと比べて500g近く軽くなっているので、実際の走行感として
- 漕ぎ出しのスムーズさ(ダンシングでスピードをのせる時間が短縮)
- スピードがのった後の加速感(ひっかかり)のよさ
・・・といったあたりの変化は感じることができる。
とはいえ、これによって目に見えて平地での巡航速度が上がるわけでもないし、ヒルクライムが突然楽になったり・・・なんてことはほぼ間違いなくないので、過度な期待は禁物なのかなぁ、という気もする。所詮、自転車競技のパフォーマンスは99%までを人間が握っているのだ。
ちなみに、Neutronに関して一番驚いたのがフリー音の静かさ。
Khamsinのフリー音は「爆音」と表現してもよいくらいうるさくて、町中で走っているときやなんかに「後ろに自転車いますよ~」といったことをアピールするのに最適だった。対して、Neutronのフリー音はほとんど「無音」と表現してもよいほど静かで、坂道なんかで足を止めると、聞こえてくるのはロードノイズのみ。
けたたましいフリー音は、「自転車のるときは足動かせよ」というカンパニョーロのエンジニアの物言わぬアドバイスなのかなぁ、と勝手に思っていたのだけれど、そういうわけでもないらしい・・・。
今どき、ロープロファイルで完成度の高そうなホイールっていうとこのあたりしかチョイスがないし、悪くない選択なのかなぁ、と自分では思っている。いよいよもって、Master X-Lightを長く乗り続けるという路線が固まってきたなぁ、という感じ。
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さらに、先々週のヤビツ行きで先っちょが折れてしまっていたペダル(Time RXE)をRXS Carbonに交換。
RXEは、ロードに乗り始めて数ヶ月で先っちょの片側が折れてしまい、たまにギシギシ音を立てたりするところも気に入らず、前々から換えようと思っていたのだった・・・。
ストップ&ゴーの際に、左側のペダルを頻繁に脱着するので、急いでクリートをペダルにねじ込もうとガシガシやったりするのがマズかったらしい。
今使っているクリートは大分減ってきているものなのだけど、RSX Carbonに交換してもらった直後は面白いほどカチョカチョはまるのでついつい嬉しくなる。
こんな当たり前の性能を得るのにかかるコストを考えると、ロードレースの世界ってまだまだニッチでマニアックな世界なのだなぁ・・・と思った(マイナー路線ばかりに行くからだ、という意見もあるが)。
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