自転車が2kg軽いと・・・
自転車動力計で、大雑把な計算。
自分が40分くらい連続して出せる動力体重比は約 4.3W/kg。
自転車が 2kg 軽くなって 9kg -> 7kg になると、ツール・ド・草津の条件で、平均速度が 16.9km/h -> 17.3km/h と 0.4km/h 上げられる計算になる。タイムは 43分から -> 42分30秒 に縮む勘定。
30秒を縮めるために自転車買うのは・・・ちょっと違うかな。しょせんはプロじゃないし。
大体、お金で30秒を買うのは、40分を切れるような実力をつけてからでも遅くはなさそう。40分を切ってから先が本当の勝負だと思うし。
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・・・とかいいつつ、ぼ~っと色んなメーカーのカーボンバイクを眺めていると、自分としてアリなメーカーと、ナシなメーカーがはっきりと見えてくる。
[アリ]
COLNAGO, TIME, LOOK, De Rosa, Cinelli, Orbea, TREK
[ナシ]
Giant, Cannondale, Anchor, Pinarello
やっぱり COLNAGO は好き。Master -> C-40 -> C-50 と続く、歴代のハイエンドバイクに脈々と受け継がれている古典的なフレーム設計とか、派手目な塗装とか、他のメーカーが持ってない「特濃」な雰囲気を持ったバイクメーカーだと思う。お金がジャブジャブあったら黙って C-50 にフルレコードだろうな。自分のサイズはホリゾンタル換算520mm。
TIME は「本気」な感じが好き。なんというか、いかにも「高性能です」という匂いを漂わせたイカツイ外見と、フレンチで淡白なカラーリングがマッチしてる。ど~せ買うなら VXS TRANSLINK あたりが最低ラインか。ユーロ高のせいもあってか、ここ数年で値段が暴騰してるので手を出しにくいメーカー。自分のサイズはXS。
LOOK は見た目とかがそこまで好きじゃないけど、「ちゃんとしたバイクを(割と)適正な価格で売ってるヨ」という感じのメーカーな気がする。自分が今買うなら 585 あたり。サイズはS。
De Rosa は憧れのメーカー。家族経営+αな体制による少量生産を貫いていて、高品質のバイクを世に出すためにあえてレース活動に参加していないとか、そういう哲学が素敵。フレームの形状が特徴的なので、好き嫌いが別れそう。気になるのは IDOL だけど、サイズ選びが難しそうだ。
・・・とかまぁ、こうやって妄想を膨らませている時が一番楽しい。自転車遊びの道はとてつもなく深いけれど、山登りと一緒でいろんな楽しみ方を長く続けていけるところが好きだ。
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もうひとつ、ヒルクライムや巡航のための動力を計算してくれる素敵なサイトがあったので紹介しておこう。
http://www.electricsheep.co.jp/hc/
ヒルクライムレースで本気で勝ちにいくには、最低でも300W(=5W/kg)の出力を持続して出せないとお話にならないようだ。道は遠いなぁ・・・。
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蝶のように軽ければよいのだけれど・・・。
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