サイクル・ブックス その2
前回にに引き続き、自転車関係の本をまとめて紹介。
Title: ロードバイクの科学―明解にして実用!そうだったのか! 理屈がわかれば、ロードバイクはさらに面白い! (SJセレクトムック No. 66)
Author: ふじい のりあき
Price: ¥ 1,470
Publisher: スキージャーナル
Published Date:
僕たちはこんな本を待っていた!
ロードバイクはどうして舗装された道を速く走ることができるのか。
・・・という点をエンジニア的視点からマニアックに問いつめた本。
著者はホンダのエンジニアで、相当マニアックな上にお茶目度も高く、中身が濃いのにも関わらず読者を飽きさせない内容になっている。
ロードバイクに乗っていて、「あ~なのかしら?」と思っていたような疑問が理論的に説明されていて、メチャメチャ刺激的&楽しい。一部、議論がマニアックになりすぎててついていけない箇所もあるけれど、そういうところを後からじっくり読もうとか、そういう楽しみ方もできる。
ロード乗りに限らず、自転車が好きな人全員にお勧めしたい本。
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Title: 自転車トラブル解決ブック (Outdoor)
Author: 丹羽 隆志
Price: ¥ 1,029
Publisher: 山と溪谷社
Published Date:
自転車のメンテナンスや、基本的なフィッティングのために必要な知識がバランスよくまとまった本。
ロード、マウンテンを問わず、汎用的に使えるのがナイス。
逆に、ロードバイク専用のメンテ本と比べると、特定メーカーのコンポーネントだと云々みたいな情報が少ないので、その手の情報が欲しい人にはそっち系の本がおすすめ。
スポーツ自転車を持っていて、メンテナンスや基本的な情報を手の届くところに置いておきたい人に。
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Title: カンパニョーロ完全読本 (エイムック 1502)
Author:
Price: ¥ 1,575
Publisher: エイ出版社
Published Date:
あ~・・・石を投げるのはやめてください・・・。
自転車が好きな人間として、そして何よりもいちカンパニョーロユーザとして・・・ついつい手に入れてしまった本。
創業者のトゥーリオ・カンパニョーロの人となりや、彼がクイック・リリースを開発した経緯、そしてロードレーサーの進化と共に歩み続けたカンパニョーロというメーカーのこと・・・。自転車歴が長い人には耳タコな話なのだろうけど、まだロードレーサーに接して日の浅い自分は色々と興味深い読み物として楽しめた。
カンパとシマノとでは、自転車のコンポーネントを作ってるところまでは同じだけど、立ち位置が全く異なるのだなぁ、というところを再認識。
・・・とはいえ、この本の主旨は「カンパニョーロよ永遠に」であり、最新パーツやウェアーのカタログも兼ねているわけで、涎を垂らしながらレコードを搭載したハイエンドバイクを眺めるのがこの本の正統な読み方だと思う。
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前回紹介した本は、どれも図書館で借りるか立ち読みで済ませたものばかり。
対して、今回紹介する本は全部購入したものばかり。
読み物系の本はいつでも好きに読めるけど、この手の本は手元に置いておくメリットがあるんじゃないかと思う。
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Comments
そういえば八重洲出版から「コルナゴ フォーエバー」というコルナゴマンセー本が出るそうですよ。
http://www.cyclestyle.net/news/detail/1948.html
Posted by: まx | 2008.05.27 12:52 PM
あ~~。
コルナゴはこれからどうなっちまうのでしょうかねぇ。
それはそうと、街乗りチャリをクロスからロードに乗り換えようと思っているのですが、これがなかなか難しい。一歩間違えるとすぐにマジチャリ探しになってしまう。
マジチャリに行くとすると、TIMEかLOOKあたりが自分の中では二大巨頭。カンパにこだわる気もないのですが、シマノ君は触角がちょっと・・・。
Posted by: yama-kei | 2008.05.28 10:05 AM
Dura-Ace 7900 という選択肢があるじゃないですか!
街乗り用という名目で固定ギアが気になります。
細身スチール固定ギア。
もちろんブレーキ付で。
Posted by: まx | 2008.05.28 11:03 PM
ピストはありですよね~。
でも、今から手を出すと流行に乗ってる感じがしてなんかイヤなんですよね(天の邪鬼)。
http://homepage1.nifty.com/firstsource/Motorcycle/bicycle/pisto_image.htm
この辺の記事を読んで、ピストのメリットとして礼賛されていることが必ずしもホントじゃないのかも、とか考えてたりもして。
変速ギアがついてたほうが走破性能が上なのは間違いないのでしょうけど、実際にどのくらい使えるものなのかは乗ってみたいと分からなさそうです。
誰か手を出しませんかね~。
Posted by: yama-kei | 2008.05.29 10:21 AM
実は買取が難しい?
ただ、BR01、BR03とは異なってケースとベルトとが一体化したデザインを持っており、「社外品」のベルトを装着できない点は要注意。
ベル&ロス対応を謳った社外品のベルトではBR01、BR03用のベルトの存在は確認できますが、BR02用のベルトは販売されていないようで、もし消耗すると純正品を5万円ほど出して購入する必要があります(ベルトとラグとの境界線が傷みやすい)。
ベル&ロス自体が「航空機の計器」をイメージし、視認性を重視していることからもシンプルで視認性の高いデザインを持つことになりますが、「精巧さ」が重視される腕時計業界において、この潔さが新鮮に映り、多くのコピーが登場したほど。
世界的な時計の展示会、バーゼルワールドを毎年取材。
「本格時計を意識高く追究するなら機械式、小ぶりなデザインやメンテナンスの手間のかからなさに魅力を感じるならクオーツ、かな。
その高いデザイン性が評価され、多くのセレブや著名人に愛用されることとなりますが、デザイナーズブランドということで、地位がやや低く見られたり、機械式腕時計マニアからは評価が低いという事実もあるようです(最近はかなり改善されてきましたが)。
なお、中古だと3針モデルでは20万円以下、クロノグラフだと30万円以下で入手でき、この価格で購入できる腕時計としてはかなり秀逸かもしれません。
コミュレビでは、あなたのレビューを募集中です! そして、「大ヒットしたが、それが長続きしなかった」ブランドの典型として、中古市場が安値で推移する、というものがあります。
個性的なスタイルのミリタリーウォッチとして、航空機の計器に通じる大型で視認性の高いデザインが特徴です。
フランスで創業した新進ブランドの時計は航空史がデザインの源。
正規品と同等品質のコピー品 https://www.cocoejp1.com/ProductList.aspx?TypeId=517015222464234
Posted by: 正規品と同等品質のコピー品 | 2020.06.02 06:12 AM