チキチキマシーン?
Yahoo!の新サービス「猛レース」が面白い。
これは、ウェブ上の地図でルートを作成してレースを開催し、いろんな人がGPSのログを投稿することで仮想的なレースを楽しめる、というもの。
百聞は一見に如かずというわけで、どんぐり保育園送迎(レース)を見て欲しい。
入力データとしてGPSのログを使えるのがこのサービスのキモで、地図の上をスクロールしながら本当に誰かが走っているかのような臨場感をを味わえる。
単純なタイム登録もできるようだけど、それだとペースの変化やなんかが分かりにくいので、あくまで補助的な利用にとどめたほうがよさそう。
テクノロジーの無駄遣いっぽい感じが実に素敵だ。
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関東圏の自転車乗りにはお馴染みのヤビツ峠のレースもあったので、今年の4月にツール・ド・草津に向けてトレーニングしていた頃のログを投稿してみた("やまけい"で登録)。
ハマのラルプデュエズ!表ヤビツ タイムアタック!
スタート直後にガンガン飛ばして、途中からタラタラになっているのがよく分かる。
受信感度が悪い&ログの保存間隔が15秒固定のGPS-CS1Kを使っているので、ところどころ道なき道を走っているような感じになってしまっているのはご愛嬌。
投稿するログは、レースの開催時に設定するチェックポイントを通過する必要があるのだけど、自分のログは菜の花台前のヘアピンを見事にパスしてしまっていたので、カシミール3Dを使って手を加える必要があった。
ヤビツ峠のタイムアタックは、名古木の交差点スタートだと途中の信号がタイムに大きな影響を与えてしまう可能性があるので、最近はampmスタートが好まれている模様。
次に行ったときにでもログを採取して、ampmスタートのレースを開催してみようかな。
((注)最近はampmではなくなってしまった模様)
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さらに、多摩川サイクリングロードから尾根幹線にエントリーするときによく走る連光寺のコースを開催してみた。
近場の坂場はいい坂場? 連光寺TT
スタートは、ゴルフ場とかの看板がある交差点。
川崎街道沿いの4-5%くらいの坂を登り、連光寺坂上の交差点を左折。
ググっと登ってから一旦下り、連光寺の交差点を直進してから最後の登りをこなして尾根幹線の上を越える陸橋に差し掛かったところがゴール。
川崎街道沿いは路面もよいし、信号がなくてノンストップで走れるのでなかなかナイス。
左折してから先は、運が悪いと信号にも引っかかるし道も狭いので無理は禁物。
東京近郊である程度の距離を登れる場所っていうとここくらいしかないのだけど、いかんせん短いので、外的要因によってタイムにバラつきが出やすいのが難点かな。
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最後に、GPS Enabledサイクリスト志望の方にGPSデバイスをご紹介。
ソニー GPSユニットキット GPS-CS1KSP ソニー 2008-03-14 売り上げランキング : 410 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
GPS-CS1KSPは可もなく不可もなくという感じ。
ソニー製チップの精度はいまいちで、記録間隔が15秒固定ってのも微妙。ちょっと嵩張るのもマイナスポイント。Amazonで買えて、単三電池が使えて、バイクマウントもついてる日本製品(中国製だけどネ)ってのがウリかな。
良くも悪くも無個性な製品。
新しいもの好きな人にお勧めなのが、日本ではまだ売ってないGarmin Edge 705。
「全部いり」のサイクルコンピュータとして使える上に、GPSによる地図表示&ナビまでできちゃう。
心拍計やケイデンスセンサーを持ってない人がPOLAR CS200/400あたりのモデルを検討しているのであれば、いっそのことこれに手を出してしまうのが面白いと思う。
アメリカからハンディーGPSを取り寄せる際の定番になりつつあるJ&Hであれば5万円くらいで入手可能。
その他のロガーに関しては、専用充電池だったり、簡単なナビ機能がついてたり、BTで通信できたりと、色々と個性があって悩ましい。
ちょうどおあつらえ向きの記事があったので、リンクを張っておこう。
にやにや製作:GoogleMapとGPSを自転車で使う
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