突然PS3がもらえることになった

ふとした偶然から、PS3(40GBモデル)をもらえることになった。
サンタさんってほんとにいるんですね。

40GBモデルっていうと、PS2互換を切ってSACD対応もなくすことでドラスティックにコストカットを実施したモデルで、半導体も65nmにシュリンクされているので初期型に比べて大幅に静かで消費電力も控えめ。現行の80GBは、HDD容量と同梱されるパッド(振動機能付き)だけが違い。

ゲームやる時間はあんまりないし、欲しいBDもまだそんなに出ていないけど、いざもらえるとなるとPS3“で”楽しむための買い物のために本体分くらい簡単に吹っ飛んでしまいそうなのが恐ろしい。

自宅のAVセットへの接続は、映像をプロジェクター(HT-1000J)のコンポーネントに入力して、音声をS/PDIF経由でプロセッサー(SDP-EP9ES)に食わせれば完了。我が家のプロジェクターはいまとなっては珍しい4:3アスペクト比なので、コンポーネントで16:9信号を入力した場合は上下に黒幕ができる形となる。一応信号としては1080pまで食わせられるようだけど、720pで食わせるのがスケーリング的にバランスがよさそう。

PS3をいじる度にいちいちプロジェクターをつけるのもあほらしいし、1080pを食わせられる16:9アスペクト比のPC用液晶ディスプレイを入手するってのもアリかもしれん。まぁ、このあたりは実際に使ってみてから考えることにしよう。

で、問題はソフト。
喜ばしいことにBlu-rayはアメリカと日本のリージョンが一緒(A)なので、馬鹿馬鹿しい国内価格でポリカーボネイト製の高級円盤を買わずに済む。

とりあえず今現在目をつけているのは、

とか、

あたり(多分、買うならアメリカのamazonからのほうが安い)。
あとは"2001 - A Space Odyssey"とかも気になる。

今後何回も見返すことになりそうな作品でBD化しているタイトルはまだ少ない印象。Planet EarthはDVD盤と同価格なのだけど、これって販売戦略的にどうなのよとか思ったりもして・・・。

国内盤だと、出たばかりの「カリオストロの城」はお約束として押さえておきたいところ。安いし。よくよく考えてみると、自分が初めて買ったDVDも「カリオストロの城」だったような記憶がある。何度見たか分からないこのDVDも、いまや廃盤になってしまっているようだ。まだまだニーズはあると思うんだけどなぁ・・・。

とかなんとか言いながらamazonを眺めていると、以前このブログでも紹介したことのある「いのちのたべかた」がDVDになっていることを発見。これは驚き。間違っても日本でDVDになるような作品ではないと思ってたのだけど。

あと、最近の自転車関係の散財で一旦キャンセルしていた「ビクトル・エリセ DVD-BOX」もやっぱり欲しい。「みつばちのささやき」はイギリス版を姉に送ってもらって手元にある＆すごい気に入ってるのだけど、まだ未見でアメリカでもイギリスでもDVD化されてない「エル・スール」が見られるよい機会なんだよね。今買わないと、半年くらい先に廃盤になったときに泣くことになるのは目に見えているし。う～む、悩ましい・・・。

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脱線したのでPS3に話を戻そう。
一応ゲーム機なので、ゲームもやろうと考えると、パッと手がつけられてパッと楽しめてパッとやめられるタイプのゲームに自然と目がいく。今さらどっしり腰を落ち着けて大作RPGやらアクションゲームとかをやる気はゼロ。
よさそうだな～と思うのは、

Pixel Junk - Eden
Little Bit Planet
WarHawk

あたりかな。
PSNのストアからは山ほど体験版がダウンロードできるようだし、BDプレイヤー兼高画質DVDプレイヤー兼ゲーム機という感じで付き合っていくことになりそうだ。

楽しみなんだけど、この「ちょっともて余してしまう感じ」が現在PS3が置かれている微妙なポジショニング(要は売れてない)の原因なんだろうなぁ。ハードウェア的にも商品企画的にもマッチョで、新しい面白さを訴求できなかったのが敗因なのだと思う。