E-410が修理から帰還
昨年の夏頃からAFが不調になっていたE-410がサービスセンターでの修理から返ってきた(正確には、小川町のサービスセンターに取りに行った)。
症状としては、AFの動作に迷いが生じて合掌するまでに時間がかかってしまったり、延々と待ち続けても合掌されなかったり・・・というもの。意識的にAFポイントにフォーカスをあわせやすいものの上に持ってくる癖を身につけてなんとか常用できていたのだけど、一眼レフらしいテンポのよい撮影に支障が出るレベルまで悪化していたので、修理をお願いすることにした。
E-410を購入したのは2007年の7月で、問題が出始めたのは2008年の8月に北アルプスを縦走している最中。室堂を出発して、五色ヶ原に向かっているときに、雨の中でも気にせずレンズ交換をやったりして使ったのがマズかったようだ。それまでの経験から、多少の雨の中で使っても問題が出なかったので、「ほほ~う、さすがは一眼レフ。防塵・防滴じゃなくてそこそこタフな環境で使えるもんだな」なんて感心していたのだけど、やっぱりだめなものはだめなのね・・・(お馬鹿)。
雨でやられたであろう内部基盤の交換が必要だったらしく、修理代金は2万円弱。。白飛びが激しいこと以外に画質的な不満はないし、未だにレンズ交換型デジタル一眼レフでは最小・最軽量を誇るボディーなので、少なくともあと1年くらいはガシガシ使っていく予定。戻ってきたE-410のAFは新品の時のようにシャキシャキ働いてくれている。
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E-410の復帰戦(?)は、先週末のツール・ド・草津。
今年で2回目の参加となるこの大会は、温泉地という場所柄もあってか比較的緩い雰囲気の中でヒルクライムレースを楽しむことができるナイスなイベント。今年はピカピカの天気の下、爽快な気分で走ることができた。昨年から3分以上タイムを縮めたので、入賞圏内に入れたかな~と思ったのだけど、残念ながら入賞はならず。詳細な記録はこちら。
今回はチームメイト達の先にゴールしていたので、E-410にZD40-150mmをくっつけて、チームメイトたちのゴールシーンを撮影。みな、苦しいけどゴールを目の前にしてちょっと嬉しいゾ、という苦嬉しい(くるうれしい)表情。AFの調子は好調だったのだけど、それなりの速度で近づいてくる被写体を捉えるのにオリンパスのAFは辛いという印象は変わらなかった・・・。
「土方のオヤジ」コスプレのおじさん。
腹巻でヒルクライムは暑かったろうに・・・バッチリ決まっていて格好良かった!
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一応、E-410の「次」についても軽く考えてみる。
E-620によってE-4xxとE-5xxのラインが統合されたのかと思いきや、オリンパス的にはE-4xxシリーズの後継機を出すつもりらしい。E一桁機(ハイエンド)、E二桁機(ミドル)、それに入門層&ミドルに訴求力のあるE-6xxの他にE-4xxのラインを存続するのであれば、この際思い切って完全なキワモノモデルにしてしまってもよいのではなかろうか。
例えば、
- CFカード廃止。SDカードオンリーでさらなる小型軽量化
- 内蔵フラッシュ廃止でスマートなボディーシルエットにする
- 防塵防滴仕様でタフな環境に対応
ってな感じ。
手ブレ補正はあったほうが嬉しいけど、小型軽量性を追求してあえてつけないってのもアリだと思う。
ただ、冷静に考えると小型・軽量化に関してはマイクロフォーサーズという別次元の試みがあるので、そこまで突き詰めるものでもないのかも。EVF+コントラストAFの完成度が現行世代の一眼レフレベルになってくるとなると、自分もマイクロフォーサーズに手を出すことになるかもしれない。
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Comments
What a data of un-ambiguity and preserveness of precious know-how regarding unexpected feelings.
Posted by: music promotion | 2015.10.07 02:32 PM