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ホームベーカリーを導入

このあたりの記事に触発されて、1年半くらい前から導入を検討していたホームベーカリーを導入。

ゲットしたのはパナソニックのSD-BH102-D。
+1万円出すともちを作れる上位機種が買えるのだけど、日常的に作るものではないのでパス。めったにしか使わない色物家電ではなくて、あくまで実用的&便利な機械という意識。

導入を検討し始めた初期段階で粉の計量に必要になる電子計りを入手し、幾度となくamazonの購入ボタンをポチッと行きそうになっていたのだけど、「果たして定常的に使うのだろうか?」という疑問に答えきれずに導入を断念し続けていたのだった・・・。

で、ここ最近になって立て続けに身の回りでの導入事例を聞き、いても経ってもいられなくなった勢いで導入に到った。

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そんなわけで、早速材料を準備してパン作り。
強力粉、スキムミルク、無塩バター、ドライイーストあたりを揃えて、マニュアル通りにセットしておけば、あっけないほど簡単に「焼きたてパン」が自宅で楽しめる。これはもはや「パン作り」というよりも「パン製造」といったほうがよさそうなオートマチックさ加減。子どもの頃、親に読んでもらった絵本に「パン屋の奥さんパンを焼く、たたいてこねてまるめます」なんてのがあったけど、その世界とはまるで遠い世界。

だが、それがいい。

これだけ簡単にパンが作れるとなると、ズボラな人間でも日常的なルーチンの中にパン作りを組み込むことができるし、レシピをほんの少しだけ変えるだけで手軽に味を変えることができるので、モチベーションも維持しやすい。なんと言っても、パンを焼くいい香りが朝から部屋に充満しているのが素晴らしすぎる。

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1回目に作ったレーズンパン(ソフトタイプ)は、もちもちさ加減がサイコーで、2回目に作った全粒粉50%のパンも独特の風味があって素敵。全粒粉パンは不足気味な鉄分補給に最適なので、毎朝の定番メニューになりそう。

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自分の場合、平日に自宅で食べるのは朝ご飯のみで、定常的に揃えておきたいのがパン、牛乳(紅茶用、ヨーグルト作り用)、それにフルーツ。

ベランダに山羊でも飼って、バナナの木でも栽培すれば、平日の食事には困らないな・・・。

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PS3でマゾゲーを遊ぶ

ひとつの節目となる自転車のレースが終わったので、リビングで埃を被ってたPS3に火をいれて、久しぶりにゲームを楽しんでみた。
片手にはビールでツマミをムシャムシャ・・・。
あ~堕落した生活ってよいですね!

手を出したのは身の回りでも評判になってたデモンズソウル。
Amazonのレビューで怖いほど大絶賛されているこのゲーム、2月に発売されて以来じわじわと売り上げを伸ばし、5月の時点で累計12万本を突破しているのだそう。新規タイトル+TVCMなし+コアゲーマー向けであることを考えると、これはちょっとした快挙。逆に言うと、今のPS3の購入層(30台男性ゲーム好き)はこういうゲームを求めてるってことなのかもしれない。

・・・で、このゲームを一言で表現すると「マゾゲー」ということになるらしい。
ファミコン~スーファミ~プレステと、時代が移り変わるごとにゲームが低姿勢になって、プレイヤーに対して優しくなってきた流れがあるように思うのだけど、ファミコン時代のような「あっさり死ぬ」「操作は身体で覚える」「どうやって進むかは自分の頭で考える」ゲーム観と、最新ハードを活用したグラフィック&ネットワーク機能が絶妙にブレンディングされているのが本作の特徴。

ダークな世界観もよく考えられていて、一般的なRPGにおける「お金」や「経験値」を「ソウル」という独特の価値を使って表現しているあたりもうまい。一般的に「難しい」といわれてるようだけど、この「難しさ」は開発者によって徹底的にコントロールされた「難しさ」なので、どうしようもなくなって進めなくなってしまうことは基本的にない(と思う)。

とりあえず、自分は小手調べといわれる一番はじめのステージをクリアして、ようやくデモンズソウルの世界内での行動の自由を獲得し始めたところ。20回くらい死んで基本的な動き方を会得したあたりから一気にゲームが面白くなった。死んで反省するたびに学習して、プレイヤー自身が上達していくプロセスが実に楽しい。

ゲームのノリは、開発者インタビューを読めば大体掴める。SCEのQAが「難易度を下げなくていいですよ」と応援してくれたってのはいい話だなぁ。このご時世、こういうゲームを応援したくなる気持ちはよく分かる。

まだまだクリアまで先は長そうだけど、心が折れないよう楽しみながら攻略していくことにしよう。

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