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大好きな山

先々週行った山登りの記録をようやく書き終えたのでメモ。
自転車に乗るようになってから、家でパソコンをいじる時間が激減したので、以前だったら「いつの間にか書けていた」ような山や旅の記録が「意識しないと書けないもの」になりつつあるようだ・・・。

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今回行ったのは、富山県にある「雪と岩の殿堂」剱岳。
最近封切りされた映画「剱岳 点の記」の舞台となった山で、記録に残っている初登頂と同じコースを辿ってみよう、というのが趣旨。現在メインで歩かれている「別山尾根」の一般ルートは、一般ルートとは名ばかりの危険なルートで、毎年のように死者が出ることでも知られている。

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これで剱岳には「源次郎尾根」「別山尾根」「長次郎谷」の3ルートから登ったことになるのだけど、ルートの面白さから言うと「長次郎谷」が一番かなぁ、と思う。「源次郎尾根」は一峰に出るまでが大変な割に、気持ちのよい稜線歩きがすぐに終わってしまう感があるし、「別山尾根」は退屈なガレ場歩きが長く続くのがかったるい。対して、「長次郎谷」は、適度な緊張感を強いられるスケールの大きな雪渓を快適に登行していくだけなので、ストレスフルな場面が極めて少ない。

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さらに、難易度という点からしても「長次郎谷」は簡単ということができそう。1,000m近い高低差を誇る雪渓を登りつめる必要があるとはいえ、クライミング的な意味でテクニカルな局面はないし、「滑ったら一発アウト」という箇所もほとんどない。もちろん、ピッケルとアイゼンがある程度使いこなせることが前提だけど、逆にいうとそれさえできれば最も安全かつ楽しく剱岳に登ることができるルート、といえるのではないかと思った。

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あと登ってみたいのは、2年前に登れなかった八つ峰縦走コースと、池ノ平方面からの北方稜線コース、それに早月尾根コース・・・かな。八つ峰縦走はしっかりしたザイルワークを身につけてないと危険なので、次に狙うとしたら北方稜線コースがよさそうだ。

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長次郎谷~剱岳のルートの攻略方法をメモしておくと・・・

- ベースは剱沢か真砂沢
- 剣沢~長次郎谷出合までは約1時間
- 真砂沢~長次郎谷出合までは約40分
- 長次郎谷出合~熊の岩上部は約1時間20-30分
- 熊の岩上部~長次郎のコルは約50分
- 長次郎のコル~剱本峰は約20分
- 熊の岩の左側の雪渓は夏の早い時期でも通行不可
- クレバスや落石が溜まっている箇所があるので、危険なところは迂回する
- 7月の中頃~8月頭あたりまでであれば雪渓の状態が安定している可能性が高い
- 長次郎~剱本峰区間の北方稜線のトレースは比較的明瞭。主に剱沢側を巻いていく

- ピッケル、軽アイゼンは必要
- ヘルメットもあったほうがよい
- 雪上歩行に不慣れなメンバーは10本爪以上のアイゼンがあったほうが安心

ってなところかな。

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長次郎谷のルートで唯一危険を感じたのは、熊の岩上部~長次郎のコルの区間の急斜面。ここで万が一スリップしてしまうと、熊の岩の左側の雪渓まで一気に滑落してしまうので一歩一歩注意して歩く必要があると思った。

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北方稜線のルートは比較的分かりやすい。直登する箇所はほとんどなくて、基本は剱沢側を巻く。

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