約束の地?
21.5インチのiMacを自宅に導入してみた。
もう5年以上も前からMacに移行する移行すると騒いでいたのだけど、いつまで経っても移行しないので、身の回りの人間から狼少年呼ばわりされていた汚名をここにきてようやく返上。
果たしてここが噂の「約束の地」なのでしょうか・・・ね?
かれこれ15年来のWindowsユーザーであるところの自分がMacの導入を決意するまでには壮絶なドラマがあった・・・わけではなくて、最終的に導入を決定した理由は「かっこいいから」。
もうじき丸6年の利用になる自宅のメインPC、VAIO Z1X/P(ノートPC)がそろそろやばそうなので(それにしてもよくもったな)、新しいPCを考えなきゃな〜とは考えていたのだけど、最近のWindows PCには全くと言ってよいほど欲しくなるマシンがない。そんなタイミングで狙ったかのように新しいiMacが発表されて、なかなかお買い得な印象だったので、かねてから考えていたMacへの移行を決心してみた、というのが話の経緯。
自分が自宅PCに求めていたのは
- 縦解像度1050ピクセル以上 (Z1X/Pは1050あったので最低これぐらいは欲しい)
- 少なくとも3年くらいは安心して使えそうなスペック&信頼性
- 静かな動作音
という感じ。
今時のディスプレイはワイドのものが多いので、ノートPCでこの条件を満たすものはどれも巨大なものばかり。だったらデスクトップでいいじゃんとは思っていたものの、決定打になるほど欲しくなる機械がなくて悶々としていたのでした。
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さて、そんなわけで初めてのMac。
ま~、特に悩むことなく使えますね。
アプリケーションのインストールの仕方とか、イメージファイルをマウントするノリとか、そのあたりのお作法は大学生の頃に好きで触ってたBeOSに似ている印象。全体的にOS側がよろしくやってくれる仕様なのだけど、この「よろしくやってくれる」具合がApple的によく練られているので、普通に使っている限りストレスが少なくて済む。
一方で、キーボードのショートカットとか、根本的なところを理解してないので作業効率はまだまだ悪い印象。このあたりは慣れの問題なので、使い込んでいくにつれてクリアーできる問題。
なにはともあれ、Firefoxのブックマークのインポート、Thuderbirdで受信したメールのMailへの移行、Google CalendarとiCalの同期、アドレス帳の移行、etcを済ませたので、日常的に使うPC環境としては順調に完成しつつある感じ。
我が家は諸事情あってnas上のファイル名の文字コードがeucなので、Sharityを使ってマウントしないと日本語ファイル名が化け化けだったりして苦労をさせられたものの、音楽ファイルやら写真ファイルやらをすべてMacに持ってくることに成功。この状態でnas相手にTime Machineを使えばかなり安心な環境を手に入れることができるはず。
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21インチiMac(梅モデル)のハードウェア自体の印象は
- 27インチに心惹かれたけど、21インチで十分デカい
- LEDバックライト液晶は青白い気もするけどきれい
- 設置面積自体は狭いので、机が広く使える
- キーボードがコンパクトなのはナイス
- Magic Mouseはかっこいいしスクロールも便利だけど、かっこよさを優先して実用性を犠牲にしているような気がしてならない
ってなところ。
スペックに不満はないし、所有欲は存分に満たしてくれるし、はじめてのMacとしてはよい買い物だったかな。唯一気になるのはハードディスクの換装がものすごく面倒くさい(らしい)ってことだけど、やってできないことはないだろうし、少なくとも1、2年くらいはもってくれるだろうから、当面は気にしないでよいものと思いたい。
ちなみに、64ビットカーネルだとばかり思ってたSnow Leopardだけど、現状だとデフォルトは32ビットカーネルが起動するみたい。ネットの記事を参考にして、試しに"6"と"4"のキーを押しながら起動してみたところ、64ビットカーネルで起動したのでとりあえずしばらくこのまま使ってみる予定。