2009年・社内対抗テニス大会

毎年楽しみにしている、社内対抗のテニス大会に出場。

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金曜日は定時に退社し、3チームのキャプテン達を乗せたT川さんカーに同乗させてもらって白子へ。キャプテン達が会議に出ている間にビールとワインで盛り上がる。我らがAチームキャプテンの艦長が引いてきたのは、三つ巴になりそうな気配のヤバめなリーグ。強敵の本社Bと、鉄板のシングル1,2を持つ木更津Aにどうにかして勝たねばならない・・。

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土曜日は早起きして朝練。ここのところ毎週のように試合があったので、調子は上々。M穂野さんからは、「ストロークでもう少し変化が欲しい」「サーブ&ボレーではしっかり止まってから打ったほうがよい」とのアドバイスをもらう。

開会式を済ませた後は、まず木更津Aとの第一戦目。
ダブルス3本を取る作戦で、自分とエースの艦長がD1で組むという変則的な人事。オーダー交換の時点でしてやったり感が漂う。D1の相手は片方の人が手強く、前半で艦長のサービスゲームを落としてしまったものの、ブレークバックを重ねて6-4で勝利。際どい試合だったけど、途中からこっちに来た流れを掴んで離さなかったのが勝因。D3,D2が着実に勝利を重ねてくれていたので、この時点で勝利が確定。シングルスではボコられてしまったものの、チームが勝てばよいので無問題。D1の手強かった相手の人は、前に同級生のH口と一緒にやったことある人だったようだ・・・。世界は狭い。

二戦目は強敵の本社B。
全体的にダブルスが強そうな相手だったので、まともに当たったほうがよさげであると踏んで、艦長&自分がシングルスに入る。じんさんとM井さんのD2勢がよい具合に競っている。D3/D1が敗北して自分の出番。相手は新人っぽい元気な人。2ゲーム目あたりで自分のサーブがネットに当たった瞬間にコードが破断して、ネットが落ちるというハプニングが発生。普通のスピンサーブだったんだけどなぁ・・・ヤレヤレ。打ち合っていると相手が先にミスしてくれる展開だったので、冷静に試合を進めて6-0で勝利。先行していたD2は4-1, 5-4からまくられて痛恨の敗北を喫する。M井さんが転倒してからリズムを崩してしまったようだ。S1の艦長も元気のないテニスで5-7。チームとしては1-4で負け。

三戦目の相手はSEND B。
三つ巴になる可能性があったので、緊張感を抜くことなく自分の努め(S1)を果たして6-1の勝利。S2のF澤さんが壮絶なタイブレークを制して盛り上がる。チームとしても5-0の快勝。もう片方のコートでは、本社Bが我々と同じ作戦を使って木更津Aに勝利したので、2位トーナメント行きが確定。
あぁ・・・ついにシード権を失ってしまった。

2位トーの初戦はそこそこ強そうな仙台B。
シングルスが強いという情報を頼りに、またもやダブルス取りの作戦。D3,D2が着実に勝利を重ねてくれたので、艦長&自分のD1も自信をもったプレーで6-2の勝利。シングルスは負けてしまったものの、無事二回戦へと駒を進める。トーナメント戦の初戦で勝つと、準決勝と決勝が二日目に入るので、この日の試合はこれでおしまい。

女子チームの応援をするべくセンターコートへ移動。
助っ人の増Kさんと初参加のS野さんがD2で勝利を飾り、シングルスのK桐さんも勝ったので無事2位トーの初戦を突破したようだ。もう一試合あるとのことだったのだけど、疲れが溜まっていたので先にあがらせてもらってお風呂へ。やはり、シングルスはちゃんとやると身体に応える・・・。

夕食を済ませて宴会で盛り上がり、サクッと就寝。・・・と、なぜか足を虫に刺されてかゆくて眠れなくなったので、午前1時頃に起きだして本を読んだりして暇を潰す。幸いすぐに痒みは収まり、眠くなったので6時過ぎまでぐっすり睡眠。

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二日目の日曜日も軽く朝練。
調子は悪くないけど、足腰に疲れがきているのでシングルスには不安が残る。今日はメンバーが8人とギリギリなので、自分がシングルスに入らないと厳しいし、マズイ・・・。

一旦宿に戻って朝食を摂り、一試合目の芝浦・大崎Cと対戦。
実力で拮抗しているチームだったので、小細工なしの布陣で望む。去年まで同じチームだったO岩君はD2で登場。五面での同時展開だったので、他メンバーの試合がゆっくり見れなかったのが残念。二日目の一本目ということでみな身体が硬い。S2の自分の相手は、ポヨ~ンとした球で確実につないでくる苦手な相手。打ち込めるけどミスりやすい球なので、丁寧なテニスを心がけるものの決めきれない展開でフラストレーションが溜まる。足が動いてないのでアプローチのミスが多い。あれよあれよとゲームを落として2-6の負け。もっとショットの精度がないとこの手の相手には勝てません・・・。O岩君の気合いの入ったプレーでD2を落とす。艦長のS1と、2-5から奇跡のカムバックを遂げたM穂野さん&T條さんのD3が勝利し、2-2と並んだ状態でK池さん&M井さんのD2がタイブレークに入る熱い展開。一進一退の手に汗握る攻防の結果、7-5の勝利。終始落ち着いたプレーを見せたK池さんと、アグレッシブなM井さんのコンビネーションがうまく機能したようだ。チームとして3-2の勝利で、二位トー決勝戦への鍵をゲット。

今年の最終試合は芝浦・大崎Bとの対戦。
シングルスの自信をなくしていた自分に代わり、じんさんにシングルスをお願いする。二日目でメンバーが抜けた分、ランキング6位のじんさんが繰り上がってシングルスもOKだったのかと思いきや、ほんとは駄目だったらしい・・・。

自分はM穂野さんとD1をご一緒させていただく。相手はピチピチ・プリプリの元気な新人さん二人。打ってくるボールも元気過ぎて困るけど、面白いほどM穂野さんの術中にはまってくれて優位に試合を進める。全試合を終えていたBチーム&女子が応援に回ってくれていたので、声援が賑やかで有り難い。「”若さ”を意識したらオヤジだよ」とか、耳に痛い発言もあったけど極力スルー。疲れていたせいかよい具合にリラックスできていて、サービスが安定していたのがよかった。2ブレークで5-2として、最後にもうひとつブレークして6-2の勝利。やはり、ダブルスは個人の力よりもポイントを取るテクニックと流れを引き寄せる集中力が大切。T條さん&K池さんのD3も勝利してくれていたので、2-2と並んでS1の艦長に勝敗がかかる。「さぁ応援だ」とみなで移動・・・と思ったら、ラストワンポイントだったらしくて即座に試合終了。テンションが最高潮に上がったと思ったら一気に落ちた。まぁ、相手は強敵・A達さんだったので仕方がないとはいえ、もう少し粘って欲しかった・・・。

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最終的な結果は2位トー準優勝の30チーム中10位。
シードをもらって順調に1位トーに抜けてしまうと、ボコられる試合ばかりになってしまう傾向があるので、2位トーのほうがよい意味で身の丈にあっているなぁ、というのがみなの共通意見。優勝すればメダルをもらえることだし、来年目指すとしたらまずはここかな。

幸か不幸か、自分たちのチームには絶対的に強いシングルスがいないので、ダブルス3つでもチームとして勝利できるこの大会は比較的「勝ちやすい」大会といえそう。個人スポーツのテニスなのに、チームとして熱くなれるのも団体戦の醍醐味。実業団のようにギスギスした雰囲気になることもないし、のびのびとテニスを楽しめるこの大会にはぜひまた来年も参加したいなぁ、と思った。

閉会式後はお約束のカレーを平らげて、S水さんカーに乗せてもらって早々と白子を出発。快調に都内を抜けて渋谷で下ろしていただき、2時前後に帰宅した。

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富士登山競走

職場の同僚達がマラソンに凝っていて、話の流れから富士登山競走に参加することになりそうなのでメモ。

富士登山競走ってのは、毎年7月に開かれる、富士吉田の市役所から富士山頂まで一気に登るマラソン大会。制限時間が4時間30分で完走率が50%未満というサバイバルレースだけど、「日本一」の富士山にチャレンジできるということもあってか、リピーター率が高いことで知られるらしい。ランナーの世界では「フルマラソンでサブスリー(3時間切り)」「100kmマラソンでサブテン(10時間切り)」「富士登山競走完走」の三つがグランドスラムと呼ばれているとのこと。

軽装で山を突っ走るスポーツといえばトレイルラインニング(トレラン)の人気が高まっているようだけど、富士登山競争は「山を走破する」というより「日本一長い坂を駆け上がる」って意味でよりマラソン寄りのイベントということができそう。必要とされるのは、強力なエンジン(心肺能力)と極限まで軽量化されたボディー。

富士登山競走の獲得標高は約3,000mだから、完走に必要な上昇速度は約11m/min。山登りで荷物を背負いながら急坂を登ってるときは6m/minくらいが一般的なペースで、ちょっと飛ばし気味で7m/minか8m/min。自分の場合、軽装(サブザック)&1時間くらいであれば12m/minをキープできた実績(=ザイテングラートを1時間)があるので、これを4時間半キープできればギリギリ完走できる計算になる。

大変タフそう&面白そうなレースなので、前向きに参加を検討しているのだけど、これ以上趣味を増やしてど~するんだっつ~話もあるのが悩ましい。
はて、どうしましょうかね・・・。

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鈍行・中目黒の自転車メモ

突然ですが、自転車関係の記事は鈍行・中目黒の自転車メモにまとめることにします。

もともと、このブログはプライベートでつけている日記から、記事になりそうなものを切り出してくることで成立しているのですが、最近はあまりにも自転車ネタが多すぎて、普通の記事をまとめられない状態が続いていいたのでした・・・。

そんなわけで、自転車関係の記事をご所望の方は鈍行・中目黒の自転車メモへどうぞ!
恐らく、自転車ネタに専念できる分更新頻度は高くなる予定。

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テニスの大会

先週末は、会社の各事業所対抗のテニスの大会に出場。
昨年度に引き続き、これで4回目の出場。
今年は我々が幹事会社で、大会中チームのメインメンバーが忙しいことが予想されたため、Aチームのキャプテンを仰せつかった。

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金曜日の夕方に車で千葉県・白子に移動。
19:00に会社出発だったところ、17:00頃にヤバめの案件が上がってきて大いに焦る。一通りの対処はできたものの、その対応で大丈夫かどうかの最終確認ができないまま出発・・・。途中のラーメン屋で夕飯を食べたりしつつ、21:00過ぎに到着。

キャプテンの仕事の90%は、夜10:30から行われる抽選にあるといっても過言ではない。
32チームが8つのリーグに別れ、1位から4位を決めてそれぞれのトーナメント(1位リーグ、2位リーグ、3/4位リーグ)で戦うのだけど、シード権をもらっている8チームがそれぞれのリーグに別れる決まり。自分のチームはシード権をもらっているので化け物じみたチームに当たることはないとはいえ、ノンシードの強豪チームを確実に破れるほどの実力がないことも事実。一旦シード権を失うと、来年からはシードチームを破らないとシード権をもらえないという悪循環に陥ってしまうので、どうしても1位トーナメントに残りたいところ。

抽選の結果として、大丈夫そうな相手に当たることになったので、一安心してプチ宴会&12時頃に就寝。

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土曜日は5:45頃に起きて風呂に入り、6:30から朝練。幹事会社であるとはいえ、試合の運営は共同の幹事会社がメインでやってくれることになっているので、我々は軽くお手伝いをするだけ。7:00から朝食を摂って、8:15の開会式後、8:30から試合スタート。今年の選手宣誓は、なかなか気合いが入っていて、大いに笑わせてもらった。

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第一戦目の相手はよく知ってる顔が揃ったチームだったので、最も標準的と思われるオーダーでゴー。自分はシングルス2で同期が相手。集中力に欠く出足で0-4となってしまい、その後挽回を計ったものの追いつかず、4-6で敗北。自分が試合に入って、しばらくしてチームでの勝利が確定していたので、気が緩んでいたということもあるかも。シングルス1は、今年から暫定運用されているOB枠を使って出場してくれているK口さん。高校教師に転職して、テニス部の副顧問をやっているだけあって身体の切れがよい。
大事な初戦は、自分を除く全員が勝利してくれたので、4-1。

第二戦目の相手は初心者っぽい人たちがメインな感じだったので、適当に組み合わせを変えつつ5-0で勝利。自分はダブルス3だったのだけど、自分のサービスゲームを落として6-1。他のメンバーは全員6-0で勝利だったので、いかに今回の自分が駄目だったかを物語る結果となってしまった・・・。

第三戦目はリーグ内の頂上決戦。お互い2勝同士で、1戦目に続いてよく知ってる顔が並んだ相手。1戦目の組み合わせに手を加える必要性を感じなかったものの、自分のシングルスに自信がなかったので、今大会の総括であるビッグH本にシングルス2を任せて自分はダブルス1に出場。結果、ダブルス2での惜敗を除いて全ての試合で勝利し、4-1で1位トーナメントに進出。
この時点でキャプテンの使命は98%まで達成。

1位トーナメントに抜けると、去年の優勝チームであり、去年も全く同じタイミングで当たってボコられたチームとの対戦。全体的にレベルが高く、強力なシングルス1とカタ~いダブルス1&2を揃えるチームなので、当たって砕けろとばかりに第一戦目と同じ布陣で挑戦。結果、去年と同じようにボコられて、あっさり0-5での敗北。・・・とはいえ、去年よりは全体での取得ゲーム数が増えているので、少しずつ差が埋まっていると言えなくもない(相手がグレードダウンしているという説もある)。

この時点で、5位から8位までに収まることが決定しており、この日最後の試合を迎える。相手チームの試合進行が遅れていたため1時間くらいの暇な時間を過ごした後、夕暮れまで30分くらいのタイミングで試合開始。第三戦目と同じ布陣で臨み、ダブルス1&2&3が勝利を収めて我々の勝利が確定した時点で日没となり、試合終了。シングルス2が負け、シングルス1がサスペンドしていたのだけど、シングルス1を負け扱いとしたので結果は3-2。自分はダブルス1でおじさん相手にパワーテニスで押し切り、6-0での勝利。

宿に帰ると、メシの時間が近くて風呂が激混みであることが予想されていたので、そのままメシ。風呂に入って宴会に参加。・・・と思ったら、試合運営のための雑用を仰せつかったので宴会を抜けて軽くお仕事。今年の宴会は共同の幹事会社が総力を挙げて身体を張ってくれたので、なかなか盛り上がったようだ。恒例の抽選会では、プリンスのラケットバッグをゲット。参加4年目だけど、何かが当たるのは初めて。今のラケットバッグは金具周りがボロボロになってきているので、ちょうどよいタイミング。
運営会議では、眠くてウツラウツラしてしまった・・。そのまま部屋に帰り、歯を磨いて熟睡。

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日曜日の朝練はスキップ。まったりしていたところ、宴会場の整理を仰せつかったので一仕事をしてから朝食。チームのブレインにして、便りになるダブルス2としてO君と組んでもらっているGさんの膝が思わしくないとのことだったので、昨日の夜から参加してくれているMさんを合わせて今日の最後の1試合(5位決定戦)も人員的な余裕はナシ。

明らかに格上の相手だったので、ちょっと変則的な組み方にしてダブルス偏重気味の布陣。自分はシングルス2で「勝てれば勝つ」作戦。相手は「ふつ~のおじさん」的なプレイヤーで、特にすごい武器を持ってる人ではなかったのだけど、自分の弱点(バックハンド、前後の揺さぶり等)を試合開始早々察知されてしまい、ズルズルとゲームを落として3-6の敗北。自分らしいテニスをさせてもらえるシーンが少なくて、フラストレーションが溜まるばかりの展開だった。もっと我慢するテニスを身につけないといけませんね・・・。
他のメンバーも順当にヤラれて、結果0-5での敗北。それぞれ「全然勝てる気がしない」という相手ではないのだけど、やはりチームの実力差があったことは否めない。

結局、去年と同じ6位で全試合を終了。3年前から始まった「1年ごとに1位ずつ順位を上げる」流れは途切れてしまったものの、くじ運&それなりの実力に助けられてなかなかの結果を残すことができた。

あとは、29位決定戦で奮闘していたBチームの応援をし、閉会式、昼飯のカレーという例年通りの儀式(?)を済ませて解散。金曜日にやり残した仕事を済ませるべく自分は青山周辺で降ろしてもらい、ミッションを完了してから帰宅。

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今回は土曜日の午後と日曜日に風が強く、もとから風が嫌いな自分は普段以上の苦戦を強いられた。
ダブルスであればある程度風があっても組み立てやすいけど、シングルスでの戦い方は最後までカッチリ決められなかったのが大きな反省点。

一応、備忘録として自分なりの戦略をメモ。

- 風上からのサービスゲームでは積極的にサーブ&ボレーを使う。相手はロブを嫌がるはずだし、風下からパッシングを決められる相手だったらそもそも勝つのが難しい。
- 風上で戦っている時は、リターンゲームでも積極的に前に出る。
- 風下からのゲームは、とにかく強気で深く打つ。アウトになるかな~くらいの球で、弾道は低め(高いと風の影響を受けやすい)。

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裏ヤビツ・午前練

10月に入って自転車のトレーニングができていなかったので、仕事が一段落ついていた昨日(木曜日)は午前休を取ってヤビツへ。

天気がよいので半袖ジャージにビブショーツだけど、朝のうちは寒いのでアームウォーマーを装着して6:00に家を出発。246をひた走り、藤沢街道との分岐を過ぎて快調に飛ばせる区間をガンガン飛ばす。・・・と、相模川を渡る手前あたりから渋滞。厚木市街に入ってから混むのなら分かるけど、平日の朝はこのあたりから混んでしまうのね・・・。

仕方がないので表ヤビツ行きは諦めて、412号でエスケープして裏ヤビツへ。宮ヶ瀬方面に向かってジワジワと高度を上げていく412号は、信号も車通りも比較的少ないのでよい具合に走ることができる。途中から514号に乗り換えて12%越えの激坂にヒイヒイ言いながら宮ヶ瀬湖畔へ。

最後の信号から少し進んだところで用を足し、裏ヤビツアタックを開始。そういえば、裏ヤビツは下りで何度も通ったことがあったけど、まだ登ったことはないのだった。センターラインがある綺麗な道が終わると、沢沿いの狭くて荒れた道になるので「アタック」という感じではなくなってくる。登ったり、平坦になったり、少し下ったりの道のりで、路面が濡れてる&ブラインドコーナーもあったりするのでキワドい走行は無理。出し尽くすのではなくて、意識的に抑えて走ることを意識する走行に切り替え。

それにしても、裏ヤビツは長い(18kmくらい)し斜度がコロコロ変わるし、表を走るのとは大分異なった印象を受ける。走りやすい道とは言えないけど、こっちはこっちでアリだよなぁ、とか考えながら登っていると、周りが明るくなってきて峠が近いことが分かる。道がよくなって斜度も緩くなるので、アウターにかけてダンシングでゴール。

札掛から峠で、

4.7km
15:10
210W
88.6rpm

という感じの走り。
表ヤビツで33:40出したときは228.5W出せているので、追い込みとしてはまだまだ。
ちなみに、最近出した連光寺TTのベストタイム(7:49)では、283.9W出せてる計算らしい。

峠でUターンしてそのまま裏ヤビツを下り、宮ヶ瀬湖、津久井湖、橋本、多摩ニュータウン通りと繋いで帰宅。宮ヶ瀬湖から津久井湖に抜ける際、これまでは青山&三ヶ木の交差点経由で行っていたのだけど、渋滞しがちだったのでこれを避けて県道513号を使ってみた。アップダウンが多いけど交通量は少ないのでなかなか走りやすい。ただし、これでも津久井湖のダムの上の渋滞(ここのいつも混む)はエスケープできないので、次来たときはさらにもう一本南側の510号を使ってみることにしよう。

今週末はテニスの大会なので、下ノ廊下(黒部川沿いの道を歩く登山道)に行っていた先週末に引き続いて自転車のトレーニングができない。
10月が半分終わった時点での走行距離は420km。普通の朝練をできるだけ充実させつつ、隙を見つけて今日みたいに午前休を取って奥多摩方面に行ったりしようと思う。

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9月の自転車ライド

9月もおしまい。

累計走行距離: 1,200km
累計獲得標高: 7,000m

多分、これまでで一番走った月だと思う。
意識的に自転車に乗ったつもりだけど、連休で4日くらい山登りをしてたり、他の用事もあったりしたので、週2-3回の平日の朝練で40-50km走り、空いてる週末は200-300km走るというパターン。
強い人は月に2,000kmくらい走ってるみたいだけど、そこまで自転車にコミットすることは今の自分にはできない。

10月はこれと同じか、それ以上走って沖縄に備えたいところ。
下ノ廊下(山登り)とテニスの大会(社内の対抗戦)で週末が二つ完全潰れてしまうので、いかに平日の朝頑張れるかにかかっていそう。

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Specialized

身体を酷使した週末が終了。

土曜日は前から行ってみたかった鶴峠へ。
噂通りハードな峠で、肝心の峠へのまとまった登りに辿り着くまでが結構大変。
詳細なレポートはこちら

日曜日は久しぶりにテニスの公式試合。
八王子方面にある某企業のコートで開催だったので、約二時間かけて自走(もちろん自転車)。多摩川&浅川を走って、あとは6,7km車道を走れば着くので楽勝・・・なはずだったのだけど、土曜日の疲れが残っていてペースはヘロヘロ、お尻も痛い。

あと、メッセンジャーバッグにラケット2本とテニスシューズが入っているのが邪魔でしょうがない。テニスウェアーだと空気抵抗も食いまくるし、もう少しちゃんとした服装にすればよかった・・・。

肝心の試合はというと、自分としては残念な結果。チームは3-2で勝利を収めたものの、シングルス1で出してもらったのにも関わらず5-7, 2-6での敗北。試合の中で集中を維持し続けることが全然できなくて、いいゲームと悪いゲームの差が激しすぎた。あっけなくサービスゲームをブレークされて1-3。粘って4-4に並んで5-5となったあと、踏ん張りきれずにブレークされて1セット目を取られた時点で試合終了。

2セット目の途中から腕の筋肉が攣り始めていたので、気軽な練習試合のつもりでやってたらサクサクゲームを落として気付いたら試合が終わっていた。こっちが打てばあっちも打ってくるという、自分としてはやりやすい相手だったのだけど、いかんせんつまらないミスが多くっちゃ試合にならない。いかに身体が順応していいショットが打てても、試合の流れを掴んで離さない集中力がなければダメですな。

去年の今頃と比べて体重が3kg落ちているので、チームのメンバーみんなから「痩せたね」と言われてしまった。「やまけいがペラペラになっちゃった」とは、今日シングルス3で貴重な勝利をもぎ取ってくれたGさんの弁。いやまぁ、これだけ自転車ばっかり乗っていれば自転車に特化した身体になるわけで。腕の筋肉も弱っているわけで・・・。

試合前にお腹が空いたのでクラブハウスでラーメン定食を食べて、試合後にざるラーメンなる不思議な食べ物を食してお腹一杯。空いたコートで練習するというチームメイトに別れを告げ、再度2時間かけて自宅へと帰り着いた。筋肉が弱りに弱っているので、無理しないペースで走るとLSDにさえも届かないヘロヘロな走り。やっぱり峠アリの200kmは辛い。それをレース強度で走ってしまうツール・ド・おきなわの200kmに出る人たちは化けもんだと思った。

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SportTracks でパワー測定

Edge705から吐き出されたログを元に、SportTracksを利用したパワー測定&解析にチャレンジしてみた。

Sporttracks_screenshot

SportTracksは、自転車やランなどのトレーニングログを管理するソフト。
Garmin製品を幅広くサポートしていて、つい先日リリースされた2.0.3170からEdge 705からも直接ログを取得できるようになった。気に入った人は、$20から$40程度をラブ度に応じてドネーションしてね、というドネーションウェアだ。

Garmin純正のTraning Centerが最低限の機能しか持っていないのに対して、SportTracksはもともと機能が豊富な上に、プラグインによる拡張にも対応している。
UIにクセがあって少々とっつきにくいところがあるものの、30分くらいうんうん唸りながらいじくり倒せば、大まかな使い方はマスターできると思う。

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GPSのログを利用してSportTracksでパワー計測を行うためにはGPS2PowerTrackプラグインを利用する。このプラグインは、現地の気候情報を取得するプラグインも抱え込んでいて、速度、加速度、気圧、勾配といった情報からトレーニング中のパワーを推定してログに保存してくれる。

SRMやiBikeなどのデータをインポートするプラグインも提供されているので、ちゃんとしたパワーメータを持っている人でもSportTracksを利用することは可能だ(あんまりメリットはなさそうだけど)。

当たり前だけど、GPS2PowerTrackで計算されたパワー値は、間接的な情報をアテにした数値でしかないので、専用の計測機械&確立された計算方式を持つパワーメータほどの正確性を期待することはできない。それでも、重力に対する抵抗が支配的となる登りでは、そこそこ正しい値を出してくれることが期待できる・・・はずである。

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GPS2PowerTrackによるパワー測定は、

1. GPS2PowerTrackの設定
"GPS2PowerTrack - Power"の設定項目の中で、Equipmentの中身を設定。それぞれの自転車の種別とライディングポジションを選択して、タイヤの設定も行う。使用タイヤがプリセットに入っていなければ、転がり抵抗が似てそうなものを適当に選ぶ。

2. アクティビティ画面で天気情報を取得
アクティビティ画面を開き、パワー計測の対象となるアクティビティを選択。「アクティビティを編集」から"Find Weather Stations"を選んで天気情報の取得先を選び、"Find Weather Information"を選ぶと天気情報が取得できるようになる。

3. アクティビティ画面でパワー計測を実施
「アクティビティを編集」から"Calculate PowerTrack for Cycling"を選ぶとパワー計測が行われる。

という感じで行えるはず。

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一旦パワー計測が行われたログに関しては、アクティビティ画面の左下のペインの表示を「パワー」にすることでグラフ表示されたパワーの変移を見れるようになる。土曜日のヤビツのログをグラフ化すると、こんな感じ。

Sporttracks_power_graph_yabitsu

平均的に200W以上は出せていて、勾配と速度とが見事に反比例の関係になっていることが分かる。色んな意味でなかなか興味深いグラフだ。

平均パワーは228.5Wなので、動力体重比は約3.8W/kg。
川崎街道から連光寺への登り(約8分)では平均280W出せているので、動力体重比は4.65W/kg。
やはり、自分は高負荷領域で短時間パワーを出し尽くすのが得意(=もっとLSDをやれという神のお告げ)ということがよく分かる。

Sporttracks_power_graph_renkoji

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位置情報と速度、勾配、ケイデンス、心拍数、さらにはパワーまでが分かってしまうだけでもうお腹一杯なのだけど、SportTracksにはこれと組みあせて使えるPower Analysis Pluginなんてのもあったりする。こいつは上記で計算したパワー値を元に、ユーザが各心拍数で出力可能なパワー(=アスリートとしての能力)を解析してくれるマニアックなプラグイン。
まだ勉強不足なので詳しいことは書けないけど、なかなか興味深そうなのでもう少しいじってみようと思う。

他にも、MapOverlay & Dot Racingなんて面白そうなプラグイン(要は、猛レースをSportTracks上で実現してしまう)もあるので、しばらく遊ぶネタには尽きなさそう。

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プロや一部の有力選手の間では一般的になりつつあるパワートレーニングだけど、一般的なサイクリストが手を出すにはまだまだ敷居が高い(というか、普通に考えて計測器に20万は出せません)。パワートレーニングの有用性は疑いのないものなので、メーカー各社にはさらなる努力を続けていただきたいなぁと思いつつ、しばらくはこういったおもちゃで楽しく遊ばせていただこうと考えている今日この頃である。

(尚、Edge705ユーザであれば、Quarkのパワーメータ@$1525(クランクセット)が利用可能であることを付記しておこう。自分は買わないけど。)

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ヤビツ・午前練

今日は昼過ぎから予定があったので、昼に帰るイメージでヤビツへ。

朝5:30に起きて6:15出発。
246沿いは心拍数を160以下に抑えることを目標にそこそこのペースで走行。昨日のテニスの朝練のせいか、右太股の付け根の外側あたりに違和感を感じる。

TIME号はまだチューブラータイヤの運搬手段を開発できていないので、Master X-Light+Neutronの組み合わせ。タイヤは先週の秩父行きで死亡したGP4000Sから、前後ともVittoria Open Corsa Evo-CXに換装。地味な足回りが更に地味になったよ・・・。

2時間かけて名古木の交差点に到着。
ampm改めデイリーヤマザキでトイレを借りて、食料・水分を補給してアタック開始。

毎回毎回、分かっていながらも中盤から終盤にかけてペースが落ちていたので、今日は序盤を押さえ気味にするイメージ。・・・な~んて考えながらも、スタート前に後ろから抜いていった2人組が前方にいたので、気持ち頑張り気味で踏んでしまった・・・。反省。

蓑毛までは分かりやすい展開なのでよいとして、菜の花台の手前で10%近い傾斜が2回現れるポイントがいつも辛い。ここを乗り越えれば、後は根性で走り続けてるうちに峠に着く。

今回は、途中からEdge705の地図画面に切り替えて走行。
あと何回曲がれば峠に着くかが手に取るように分かったので、何回かに分けてダンシングでペースアップして峠にゴール。

タイム: 33:40
平均心拍 174bpm
平均ケイデンス: 84rpm
平均パワー(推定): 225.5W

一応ベストタイムは更新できたけど、狙っていた32分台には届かず。今回の走りで32分台に乗れれば、追い込みをかけて31分台、30分台・・・とタイムを詰めるイメージができたのだけど、こりゃ作戦練り直しだな。

時間がなかったので、峠はそのままパスして宮ヶ瀬湖方面へダウンヒル。素直に246から帰れば下り15分+2時間で帰れるけど、トラックと排気ガスに揉まれるのはもうたくさんなので、宮ヶ瀬湖->津久井湖->橋本->多摩川と3時間かけて帰宅。

青山の交差点と津久井湖周辺はいつ来ても渋滞しているので走りにくいことこの上ない。裏ヤビツも最初の方は楽しいけど途中から下りに飽き始めるし、道も悪い&狭いから気をつけて走る必要アリ。

純粋にトレーニングと割り切るのであれば、行き帰り共に246を使うのが正義なんだろうなぁ。う~む。

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例によって猛レースの坂馬鹿大集合!!ヤビツ峠TT(コンビニスタート)も更新しておいた。比較対象が強すぎて比較になってないのはおいといて、過去の自分と対戦できるのはなかなか楽しい。

あと、最近はEdge705で取れたログをSportTracksを使って解析するのがマイブーム(チームメンバーのセイゴさんに教えてもらった)。
詳細はまた別の機会に書くとして、様々なパラメータからパワー計測をしてくれるプラグインなんかもあったりして、メチャメチャ楽しめる。

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チューブラーのタイヤ交換

月曜日に朝練で多摩川を走っていたところ、TIME号の前輪がパンク。
TIME号のタイヤはチューブラーで、それなりに年数の経ったものをだましだまし使っていたのだった。

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TIME号は街乗りや短距離にしか使わない前提だったので、替えタイヤはおろかポンプさえも持ってきていない。
後ろ加重にしてても転がりがひどく悪いし、ちょっとでも前加重になると挙動が不安定になる。水道橋のあたりでパンクに気づいたので、そこから先の多摩川沿いは後ろ加重を意識してクリアー。いつもなら25分で帰れる駒沢通りも、たっぷり40分かけて安全第一で帰宅した。

今思えば、スローパンクっぽい症状だったので、通りがかりのサイクリストにポンプを貸してもらって空気を入れればもう少し安全&楽に走れたのかもしれない。

まぁ、ブレーキングと下り、それにダンシングで前加重になる感触がよく分かったので、これはこれでいい経験になったかも。思っていた以上に、ダンシングの時には前加重になっているのだなぁ、と感じた。

チューブラーだとパンクしてもある程度走れるとは言うけれど、実際の感覚としてはやっぱり走りにくいし、空気が入っているに越したことはない。

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そんなわけで、仕事から帰ってからTIME号のタイヤ交換にチャレンジ。
空気が抜けないと評判のTUFOのS33 Proをミヤタのチューブラーテープで装着した。

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元々ついてたタイヤ(前輪がVittoria Rally、後輪がContinental Giro)は、空気を抜いた状態で横からグイっと引っ張ると簡単に剥がれる。タイヤが剥がれた後にはセメントがリムに残っていて、これを取り除くのが一苦労。

マイナスドライバーでセメントをガリガリと削りまくり、あらかたきれいになったところで濡れタワシでゴシゴシ。最後にもう一度リム面がクリーンになったことを確認して、チューブラーテープを貼り付けてタイヤを装着。
テープの解説書通りにやれば、まず問題なく装着できると思う。
詳しい装着方法や、チューブラーテープの革新性については以下のページに詳しい。
TTP-1 Oh, Savior!

TUFOのS33 Proはやたらと硬いので、タイヤをホイールにのせるのにも苦労した。
コツは、リムにはめるために引っ張る際、タイヤの力がかかる部分を引っ張る側とは反対の方に寄せておくこと(言葉で説明するのが難しい)。こうすることで、思いっきり引っ張っても同じ側にタイヤが落ちてこない。

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そんなこんなで、思っていたよりあっさりとチューブラーのタイヤ交換に成功。
早速翌日の朝練で使用してみたのだけど、全く問題なく走行できた。
タイヤがリムの上に頼りなげに張り付いている様子を見たばかりなので、走りはじめこそおっかなびっくりではあったものの、走り始めてしばらくすると、すぐにそんなことは忘れてしまった。

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TUFO S33 Proの乗り心地は、評判どおり「硬い」の一言。
ツルツル・スルスルといった感じはあんまりしないけど、気持ちよく「スィ~」っと前に進んでくれる印象。
チューブラーらしくないタイヤなのだろうけど、コストパフォーマンスという意味でも街乗り用という意味でも、このタイヤは悪くないチョイスだったんじゃないかと思う。

あとは、スペアのタイヤを携帯できるようになれば、晴れてTIME号をロングライドでも使えるようになる。
オーストリッチの製品でチューブラーバッグなるものがあるようなので、これを導入するのが無難なのかな?
サドルの下に直接ぶら下げるのも男らしくて(?)よいかもしれない。

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(「諸事情あって、自転車を2台とも室内に置くことになった」の図)

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