2009年・社内対抗テニス大会
毎年楽しみにしている、社内対抗のテニス大会に出場。
金曜日は定時に退社し、3チームのキャプテン達を乗せたT川さんカーに同乗させてもらって白子へ。キャプテン達が会議に出ている間にビールとワインで盛り上がる。我らがAチームキャプテンの艦長が引いてきたのは、三つ巴になりそうな気配のヤバめなリーグ。強敵の本社Bと、鉄板のシングル1,2を持つ木更津Aにどうにかして勝たねばならない・・。
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土曜日は早起きして朝練。ここのところ毎週のように試合があったので、調子は上々。M穂野さんからは、「ストロークでもう少し変化が欲しい」「サーブ&ボレーではしっかり止まってから打ったほうがよい」とのアドバイスをもらう。
開会式を済ませた後は、まず木更津Aとの第一戦目。
ダブルス3本を取る作戦で、自分とエースの艦長がD1で組むという変則的な人事。オーダー交換の時点でしてやったり感が漂う。D1の相手は片方の人が手強く、前半で艦長のサービスゲームを落としてしまったものの、ブレークバックを重ねて6-4で勝利。際どい試合だったけど、途中からこっちに来た流れを掴んで離さなかったのが勝因。D3,D2が着実に勝利を重ねてくれていたので、この時点で勝利が確定。シングルスではボコられてしまったものの、チームが勝てばよいので無問題。D1の手強かった相手の人は、前に同級生のH口と一緒にやったことある人だったようだ・・・。世界は狭い。
二戦目は強敵の本社B。
全体的にダブルスが強そうな相手だったので、まともに当たったほうがよさげであると踏んで、艦長&自分がシングルスに入る。じんさんとM井さんのD2勢がよい具合に競っている。D3/D1が敗北して自分の出番。相手は新人っぽい元気な人。2ゲーム目あたりで自分のサーブがネットに当たった瞬間にコードが破断して、ネットが落ちるというハプニングが発生。普通のスピンサーブだったんだけどなぁ・・・ヤレヤレ。打ち合っていると相手が先にミスしてくれる展開だったので、冷静に試合を進めて6-0で勝利。先行していたD2は4-1, 5-4からまくられて痛恨の敗北を喫する。M井さんが転倒してからリズムを崩してしまったようだ。S1の艦長も元気のないテニスで5-7。チームとしては1-4で負け。
三戦目の相手はSEND B。
三つ巴になる可能性があったので、緊張感を抜くことなく自分の努め(S1)を果たして6-1の勝利。S2のF澤さんが壮絶なタイブレークを制して盛り上がる。チームとしても5-0の快勝。もう片方のコートでは、本社Bが我々と同じ作戦を使って木更津Aに勝利したので、2位トーナメント行きが確定。
あぁ・・・ついにシード権を失ってしまった。
2位トーの初戦はそこそこ強そうな仙台B。
シングルスが強いという情報を頼りに、またもやダブルス取りの作戦。D3,D2が着実に勝利を重ねてくれたので、艦長&自分のD1も自信をもったプレーで6-2の勝利。シングルスは負けてしまったものの、無事二回戦へと駒を進める。トーナメント戦の初戦で勝つと、準決勝と決勝が二日目に入るので、この日の試合はこれでおしまい。
女子チームの応援をするべくセンターコートへ移動。
助っ人の増Kさんと初参加のS野さんがD2で勝利を飾り、シングルスのK桐さんも勝ったので無事2位トーの初戦を突破したようだ。もう一試合あるとのことだったのだけど、疲れが溜まっていたので先にあがらせてもらってお風呂へ。やはり、シングルスはちゃんとやると身体に応える・・・。
夕食を済ませて宴会で盛り上がり、サクッと就寝。・・・と、なぜか足を虫に刺されてかゆくて眠れなくなったので、午前1時頃に起きだして本を読んだりして暇を潰す。幸いすぐに痒みは収まり、眠くなったので6時過ぎまでぐっすり睡眠。
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二日目の日曜日も軽く朝練。
調子は悪くないけど、足腰に疲れがきているのでシングルスには不安が残る。今日はメンバーが8人とギリギリなので、自分がシングルスに入らないと厳しいし、マズイ・・・。
一旦宿に戻って朝食を摂り、一試合目の芝浦・大崎Cと対戦。
実力で拮抗しているチームだったので、小細工なしの布陣で望む。去年まで同じチームだったO岩君はD2で登場。五面での同時展開だったので、他メンバーの試合がゆっくり見れなかったのが残念。二日目の一本目ということでみな身体が硬い。S2の自分の相手は、ポヨ~ンとした球で確実につないでくる苦手な相手。打ち込めるけどミスりやすい球なので、丁寧なテニスを心がけるものの決めきれない展開でフラストレーションが溜まる。足が動いてないのでアプローチのミスが多い。あれよあれよとゲームを落として2-6の負け。もっとショットの精度がないとこの手の相手には勝てません・・・。O岩君の気合いの入ったプレーでD2を落とす。艦長のS1と、2-5から奇跡のカムバックを遂げたM穂野さん&T條さんのD3が勝利し、2-2と並んだ状態でK池さん&M井さんのD2がタイブレークに入る熱い展開。一進一退の手に汗握る攻防の結果、7-5の勝利。終始落ち着いたプレーを見せたK池さんと、アグレッシブなM井さんのコンビネーションがうまく機能したようだ。チームとして3-2の勝利で、二位トー決勝戦への鍵をゲット。
今年の最終試合は芝浦・大崎Bとの対戦。
シングルスの自信をなくしていた自分に代わり、じんさんにシングルスをお願いする。二日目でメンバーが抜けた分、ランキング6位のじんさんが繰り上がってシングルスもOKだったのかと思いきや、ほんとは駄目だったらしい・・・。
自分はM穂野さんとD1をご一緒させていただく。相手はピチピチ・プリプリの元気な新人さん二人。打ってくるボールも元気過ぎて困るけど、面白いほどM穂野さんの術中にはまってくれて優位に試合を進める。全試合を終えていたBチーム&女子が応援に回ってくれていたので、声援が賑やかで有り難い。「”若さ”を意識したらオヤジだよ」とか、耳に痛い発言もあったけど極力スルー。疲れていたせいかよい具合にリラックスできていて、サービスが安定していたのがよかった。2ブレークで5-2として、最後にもうひとつブレークして6-2の勝利。やはり、ダブルスは個人の力よりもポイントを取るテクニックと流れを引き寄せる集中力が大切。T條さん&K池さんのD3も勝利してくれていたので、2-2と並んでS1の艦長に勝敗がかかる。「さぁ応援だ」とみなで移動・・・と思ったら、ラストワンポイントだったらしくて即座に試合終了。テンションが最高潮に上がったと思ったら一気に落ちた。まぁ、相手は強敵・A達さんだったので仕方がないとはいえ、もう少し粘って欲しかった・・・。
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最終的な結果は2位トー準優勝の30チーム中10位。
シードをもらって順調に1位トーに抜けてしまうと、ボコられる試合ばかりになってしまう傾向があるので、2位トーのほうがよい意味で身の丈にあっているなぁ、というのがみなの共通意見。優勝すればメダルをもらえることだし、来年目指すとしたらまずはここかな。
幸か不幸か、自分たちのチームには絶対的に強いシングルスがいないので、ダブルス3つでもチームとして勝利できるこの大会は比較的「勝ちやすい」大会といえそう。個人スポーツのテニスなのに、チームとして熱くなれるのも団体戦の醍醐味。実業団のようにギスギスした雰囲気になることもないし、のびのびとテニスを楽しめるこの大会にはぜひまた来年も参加したいなぁ、と思った。
閉会式後はお約束のカレーを平らげて、S水さんカーに乗せてもらって早々と白子を出発。快調に都内を抜けて渋谷で下ろしていただき、2時前後に帰宅した。